天動説と地動説
2024年09月17日
チ。という漫画をしっていますか?
気になるタイトル名で、アニメ化の予告CMをみたら、時代背景などコペルニクスによる地動説の提唱を題材にした作品のようです。
暴力的な表現があまりなければ、息子と見てみようかなとも考えています。
天動説が常識だった時代に、常識と真逆となる地動説に気付き、心理を求め続けた。ガリレオ、コペルニクス、アリスタルコス
最近の家づくりに似ています。
現在の新築住宅(ハウスメーカー、注文住宅、ローコスト)は、価格や種別にかかわらず、温熱環境の ”断熱”に力をいれる方向です。
『断熱を分厚くするだけで、快適で健康的で長持ちする家になる』と、本気で思っている住宅営業さんが多く、ズレてるなとつくづく感じます。
2025年義務化の最低断熱は、数年前までは国の断熱基準の最高等級でした。
そして、2030年義務化となる最低断熱が、いわゆるZHE(ゼッチ)基準の断熱力です。国の発行するフライヤーやハウスメーカーのCMでは、これをクリアすれば十分です!みたいなテイストで伝えています。
実際、昔よりは良くなるが、まだまだ足らない事を伝えないと、私は『家づくり家さがし』をしている方に失礼だと思います。
本来は、もっと断熱力を向上させれば、もっと家が長持ちして、省エネに、快適に、健康的になる事をしっかりと伝えたうえで、費用対効果を勘案し、どんな家をたてるのかを決めていただくべきでは無いでしょうか?
そして、今回の話は、ここからが本題。
実は、高断熱だけでは、皆が思う良い家にならないです。ましてやZEHレベルでは、後々、後悔します。全然、アツイし、底冷えします。
良い家『長持ちして、省エネに、快適に、健康的な』
”気密”を考えないと実現しません。
※気密:家にあるスキマの事、気密力が高い=すき間が少ない
細やかな説明は、今回は割愛しますが、
このスキマを無くす技術だけは、商品として簡単に買えません。ノウハウと経験が必要です。
カイハウジングは、既に30年前には、断熱・気密の必要性に気付き、先進的な建築情報を取り続けてきました。
今では、ハウスメーカーを超える住宅性能を意味する『レベチ高性能住宅』の商標も取得できました。
そして、業界の主流とされる常識に流されず、
住まわれる方に向き合い、新たな研究結果や論文・住宅の高性能化を目指す仲間やOB様と共に、家づくりに真摯に取り組んでいます。
今回は、書ききれませんが、カイハウジングは、さらに、2歩3歩先の家づくりを考えています。今、家づくり家さがしを考えている方には、このノウハウを包み隠さず、お伝えさせて戴ます。
ぜひ、ご来店くださいませ。住空間adv.秋山