孤立した部屋が招く要介護

2024年02月06日

#  孤立は、心が萎え、要介護状態認知症の悪化にもつながる。

ある建築史家が『20世紀から21世紀へ贈る言葉』として綴った記事にこんな一文があります。
《居間・食堂を含むすべての空間の私領域が進みパブリックな生活の光景が家の中から消えていく》と、、、
襖で繋がっていた戦前の家形が消え、個室化した都市住宅の特徴を取り上げ、家族の体験の共有や知恵の伝達が希薄になった懸念に触れています。
バラバラになっていく家族の反省からか現在では共有スペースも重視されてはきてますが
まだまだ個室化時代の住まいに今も住んでいる人の方が実は多いのではないかとも言われています。
定年後世代の我々にとっては部屋の見直しはもちろんのことですが
社会参加の為に外出しやすい家か早めに気づく事が大事ですね。
E.事務